2022/10/08 16:37

こんにちは。toolsで制作を行っている小柴です。

今回はtools拘りの三角コインケースをご紹介します!

商品名は「Lyra(リューラ) 」と少し気取った名前がついております。

このLyraというのは「こと座」の英語表記で、夏の大三角を構成する星の「ベガ」が存在するのが「こと座」なんですね~。

「こと座」は地球と似た星があるんじゃないかなんて言われていて個人的に大好きなんです。

こんな理由でロマン溢れる「こと座」から三角コインケースの名前を拝借しました。

格好付けて適当にネーミングしているわけではないのです!



さて、この三角コインケース。

正直、色々なブランドから販売されている定番の革小物です。

言ってしまえば特に珍しくないアイテムなんですが、ブランドによってクオリティの差が大きく出るコインケースです。

パーツを抜き型でカットしてボタンを付けて「ハイ!終わり!」こんな感じの三角コインケースが多い気がします。

このような作り方を否定する気は毛頭なく工程を減らしている分、値段が安くなっていれば良いですよね。

実際、2,000円位で売られているのをよくみかけます。

ですが「tools」のレザーグッズは手に取った人に「こんなの他で見た事が無い」と思ってもらう事を目標にしています。



なので、たかが三角コインケース、されど三角コインケースという事でこだわりまくってます。

まず、このコインケースはステッチも無い上に小さいので差をつけるには「革」が重要なんですね。

元々、イタリアブランドの「MARGOT(マルゴー)」という質の高い革を使っていますが、これだけでは足りない!

このMARGOT(マルゴー)を更に高級感溢れる質感にする為に、革に水を入れて擦り企業秘密の処理剤を浸透させています。

この工程を経る事で美しい「艶」と「ハリ」が生まれて存在感が何倍にもアップするんです。

更には水シミに強くなり、綺麗な状態をキープしながらお使い頂く事が出来ます。


拘りのポイントはまだまだありまして三角コインケースには珍しく「ジャンパーホック」という壊れにくいボタンを使っています。

バネホックに比べると使い始めは少し硬く感じますが2日も使えば楽に開け閉めが出来るようになるのでご安心下さいませ(^^)

せっかく素敵に経年変化したのにボタンが壊れてしまっては勿体無いですもんね。


あと、一番悩んだ所があって「サイズ」ですね。

握った時のフィット感に拘りたかったので、身内に4つのサンプルを使ってもらってシックリきたという票が一番多かったサイズを採用しました。

なので、コインケースを使わない時でも、手に持ってニギニギしてしまうという魔力を秘めています。


このような感じで、シンプルな三角コインケースだからこそ、力を入れています。

toolsのレザーグッズの中では比較的ですが手に取りやすい価格帯なので、toolsの革を体験して頂けると嬉しいです(^O^)